「パルスオキシメーターで新型コロナ感染判断できる」がウソのわけ

パルスオキシメーターは新型コロナウイルス感染判断できるとSNS上でも話題となっています。

しかし、実際のところは血液を採取せずに血中酸素飽和度を計測しても、新型コロナウイルス感染を判断できないとメーカーがコメントしています。

 

というのも、パルスオキシメーターの数値に異常が出るような状態は、すでに肺炎による肺の機能低下が進行している段階だからです。

パルスオキシメーターを使用せずとも、なにかしらの症状が出ている段階ですので「新型コロナウイルスに感染しているかどうか分からない」という時に使っても意味がないそうです。

 

ただ、現在のように軽症者で自宅待機を命じられ、そのまま命を落としてしまう方もいる状態ですので、パルスオキシメーターの数値が自分の症状がどの程度進行しているのかを知る一つの判断基準になるかもしれません。